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プレステが使えるポータブル電源まとめ

車中泊やキャンプなどでPlayStaion(プレステ)を楽しむことができるポータブル電源のスペックをまとめました。

公開日: 2024.9.23

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歴代プレステの必要電力

まずは歴代PlayStaion(プレステ)の世代ごとの必要電力を見てみましょう。

プレステには同じ世代でも細かなモデルチェンジがあるため、厳密な必要電力はモデルごとに違いますが、概ねの傾向は同じです。

PlayStationモデル必要電力(最大消費電力)
PlayStation (初代, 1994)約10W~15W
PlayStation 2 (2000)約45W~50W
PlayStation 3 (2006)約170W~200W(初期型)
PlayStation 3 Slim (2009)約70W~100W
PlayStation 4 (2013)約150W~165W
PlayStation 4 Slim (2016)約110W
PlayStation 4 Pro (2016)約310W
PlayStation 5 (2020)約350W~370W

PS3以降はグラフィック性能の向上と共に消費電力は増加する傾向で、PS5では350Wオーバーとなりました。

ポータブル電源では、AC出力300W前後が小型モデルと中型モデルの境目になるため、その意味では使うプレステが「PlayStation 4 Pro」「PlayStation 5」の場合は、ポータブル電源の選び方に注意が必要です。

プレステを使うことができるポータブル電源

歴代プレステの必要電力がわかったところで、プレステを使うことができるポータブル電源のスペックを確認しましょう。

  1. AC出力ポート搭載
  2. 正弦波出力対応(修正波は避ける)
  3. AC出力が200W以上(PS4 Pro、PS5は350W以上)

この3点を満たしているポータブル電源なら、プレステを使うことができます。

AC出力ポートは大体のポータブル電源で搭載しているので、重要なのは「正弦波」「AC出力のW数」の二つです。

ポータブル電源のAC出力には、家庭用電源と同じ「正弦波インバーター」と「修正(矩形)波インバーター」の2種類があります。プレステは精密機器なので正弦波インバーターを使用することが強く推奨されます。修正波インバータで使うと故障や損傷のリスクが高まるため避けるべきです。

次に大事なのが「AC出力のW数」。プレステはモデルごとに消費電力が異なりますが、「プレステの最大消費電力 + 50W」くらいに対応するポータブル電源を選ぶとベストです。ポータブル電源のACインバーター起動すると、インバーターや本体で余計な電力を消費する可能性があるため、ギリギリではなく出力性能に少し余裕を持った方が安心です。