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ポータブル電源の電源が入らない時の対処方法

ポータブル電源を完全放電状態で放置した場合など、ポータブル電源の電源が入らない時の対処方法を解説します。

公開日: 2025.1.8

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原因と対処法を理解しよう

バッテリーの過放電の可能性

ポータブル電源が電源が入らない場合、まずは最初に疑うべきは「バッテリーの過放電」の可能性です。

バッテリーの過放電とは、リチウム電池の容量が0%になった後も放電を続ける状態で、これが進行すると充電ができなくなることがあります。

この場合は、長時間の充電を試みることが推奨されており、充電器を接続したまま数時間放置することで復活する可能性があります。場合によっては、ACアダプタをDC入力に数回抜き差しすることで、電源が復活することもあります。

接続不良の可能性

次に、接続不良が原因で電源が入らないケースも疑いましょう。放電状態のポータブル電源を充電する際に、充電ケーブルやアダプタの接続が不十分であると、電源が入らないことがあります。

特に、純正品ではないケーブルなどを使うと、接続がふらついてしまい、充電ができなくなることがあるので、必ず付属の純正ケーブル、ACアダプタなどを使うようにしましょう。

内部回路の不具合の可能性

最後に疑うべきはポータブル電源の内部回路の不具合の可能性です。

ポータブル電源を長期間使用せずに放置すると、内部回路が故障するリスクが高まります。電源が入らないままの状態が続くと、内部のコンポーネントが劣化し、最終的には電源が入らなくなることがあります。

この場合は、対処方法は限られるため、メーカーに修理を依頼することが推奨されます。

安易な決めつけと自己分解修理は避けよう

ポータブル電源は、高圧電流を扱う製品であり、自分で分解修理を行うことは非常に危険です。安易な決めつけで自己修理を行うと、最悪火災などのトラブルに発展することもあります。

ポータブル電源の電源が入らなくなった時に、ユーザーが自分でできることは、

  1. 長時間の充電を試みる
  2. 接続不良を確認する
  3. 複数回充電してみる

という、安全に対処できる方法くらいです。

それでも解決しない場合は、分解などはせずに、メーカーに修理を依頼することが最善の方法だということを必ず覚えておきましょう。